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年末年始には遠方の実家に帰省するという方も多いことでしょう。
帰省のために自家用車を使用される方も多いことと思いますが、その時に気を付けたいのが「ガス欠」です。
出発時に注意していても、予想外に道が渋滞していたり、時間が遅くなってしまったりする場合もあるかもしれません。
では、今日は年末年始に車がガス欠してしまった場合の対処法についてご紹介したいと思います。
一般道の場合
経済産業省によれば、ガソリンスタンドのセルフ化や統合などにより相対的なガソリンスタンドの数自体が全国的に減少していると発表しています。
まだ、都市部を走る場合はいいのですが、田舎に行けば行くほどガソリンスタンド自体の数が少なくなりますし、年末年始はもちろん、日曜祭日などは営業していない、また夜間は営業していないスタンドも多いことから早めの給油が必要です。
高速道路の場合
高速道路のサービスエリアやパーキングエリアにはガソリンスタンドが設置されていない場合も多く、中には高速道路上に150km以上ガソリンスタンドがない地域も全国的に存在しています。
また、24時間営業していないスタンドも多いため、事前のチェックが必要です。
また、全国の一部のインターチェンジなどでは、「路外給油サービス」という、燃料切れ対策のため一度一般道に降り、給油した後に再び高速道路に戻ることのできるサービスも導入されています。
・磐越自動車道 新津IC
・東海北陸自動車道 福光IC
・道東自動車道 十勝清水IC
・中国自動車道 吉和IC
・中国自動車道 六日市IC
しかし、「路外給油サービス」の導入は上記のインターチェンジに限られていることや、利用できるのはETC車に限られるなど、必ず利用できるわけではありません。
加えて年末年始ともなると営業していないガソリンスタンドや早い時間にしまってしまう場合等もあるので必ず給油できるわけではありません。
年末年始にガス欠でJAFを利用できる?
では、一般道や高速道路上で万が一ガス欠になってしまったときに、JAFは利用できるのでしょうか?
結論から言うとJAFの利用は可能です。
JAFの公式HPによると、
・一般道での夜間の燃料切れの場合~会員はガソリン代のみ負担で基本料金や作業料金は無料ですが、非会員の場合は基本料金10,290円+ガソリン代がかかります。
・高速道路での夜間の燃料切れの場合~会員はガソリン代のみの負担ですが、非会員の場合は基本料金16,460円+高速道路通行料+ガソリン代がかかります。
ただし、年末年始は出動要請が増えるためかなりの待ち時間を要する場合があるので、注意が必要です。
また、自動車保険会社付帯のロードサービスも利用できますが、年末年始は利用者が増えるためすぐに対応できない場合もあるとの事ですし、ガス欠での出動要請は年1回~2回までと回数制限を定めている保険会社もありますので、事前に保険サービスの内容を確認しておくことも必要といえます。
いずれも、年末年始は出動までに時間がかかることが多いとの事ですので、ガソリンの残量が少ない場合は車内での寒さ対策や食事などにも注意が必要ですね(;’∀’)
まとめ
年末年始は、予想外の大雪に見舞われたりなどの天候の影響や、それによる交通渋滞等大丈夫と思っていても必要以上にガソリンを消費するという場面もあるかもしれません。
都市部ではすぐに見つかるガソリンスタンドも、山間部や高速道路上では100㎞以上見つからない場合も多くあります。
早め早めの残量チェックを心がけて、楽しく安全な年末年始の帰省にしましょうね^^
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