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札幌市豊平区で起きた建物爆発で専門家が「爆轟」という現象が起きた可能性について指摘して話題になっています。
私は「爆轟」という言葉を今回初めて聞いたのですが、もう漢字からして凄まじい威力があるものだと感じますよね。
そこで今日は「爆轟」という言葉の読み方や意味、そしてその衝撃とはどれほどの体感があるのかご紹介したいと思います。
「爆轟」の読み方や意味は?
・「爆轟」=ばくごうと読みます。
・意味については、Wikipediaによると、
と解説されていました。
音速とは、戦闘機のスペックを表現する時などに使用され、時速1225キロと言われており、
今回の爆発でもスプレー缶の可燃ガスが大量に、
しかも一気に噴射された事で気密性の高い室内にガスが充満し、このような音速を超える程の爆轟という現象が起こったのですね。
今回の爆発による爆風によって、約250mも離れた建物までとても広範囲にわたって被害を受けていますし、
爆発音については、現場から15キロ離れた江別市まで届いたそうですので、爆轟の威力のほどが分かります。
まさに、「爆轟」という漢字が表す通り、”爆発が轟いている”という現象ですね。
しかも、恐ろしいのはこの爆発が決して「爆弾」によって起こったものではなく、一般家庭でも私用されることのある「スプレー缶」によって起こったという点ですよね。
今回の爆発については、異常な量のスプレー缶が噴射されたという常識外な点もあるとはいえ、
スプレー缶の処理を室内で行った事や、
処理後すぐに湯沸かし器に火をつけるなど可燃性のあるガスの処理に対する理解の不足は、恐ろしい結果に繋がる危険性があるという事を個人的にも改めて考えさせられました。
☆スプレー缶の爆発の威力についてはこちら⇒
https://happy-drops.site/548.html
時速1200超!爆轟の実際の威力とは?
凄まじい威力や衝撃を与える爆轟ですが、
この現象は主にダイナマイトに点火した時などに一気に起こる激しい爆発を指すのだそうです。
今回はダイナマイトではなくスプレー缶だったわけですが、
現場の映像を見ても建物自体が消滅してしまっている様子からどれほどの激しい爆発だったかは想像がつきます。
しかし、体感としてはどのように感じるものなのか、100トンの爆薬を使った衝撃波の実験映像がありましたのでご紹介します。
この映像によると、激しい爆発のすぐ後に凄まじい勢いで衝撃波が襲ってくる様子が良くわかります。
このような現場にたくさんの人がいたわけですから、現場にいた方々の恐怖は想像を絶するものがありますよね…
まとめ
今日は「爆轟」(ばくごう)という言葉の意味と、実際の威力がどれほどのものなのかご紹介しました。
今回の事故についてはまだまだこれから詳しい状況や原因についての解明がされていくかと思いますが、
事故の原因になっているものが身近にあるスプレー缶だという点では私たち自身も学ぶことはあると感じました。
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