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2018年12月22日放送のチコちゃんに叱られるでは「なんでトイレットペーパーにシングルとダブルがあるの?」、「なんで「ふー」と「はー」で温度差があるの?」という疑問について扱われました。
Contents
なんでトイレットペーパーにシングルとダブルがあるの?
答えは業者さんは本当はダブルにしたいけど根強いシングルファンがいるから?
なんでトイレットペーパーにシングルとダブルがあるのか、詳しく教えてくれたのは、日本家庭紙協会の元会長でトイレットペーパー製造会社社長の黒﨑暁さん。
そもそもアメリカからトイレットペーパーが伝わる前、日本では「ちり紙」と呼ばれる和紙が使われていました。
その後、日本で洋式トイレが普及するのに合わせてトイレットペーパーが使われるように。
黒﨑暁さんによると、アメリカから伝わった当時のトイレットペーパーはシングルしかなく、裏のザラザラの肌触りに問題がありましたが、
ダブルのトイレットペーパーの登場によって、この肌触りの問題が解決され、「トイレットペーパー革命」と言われるほど話題になったんだそうです。
実はシングルはダブルより手間やコストがかかる?
黒﨑暁さんによると、実はシングルのほうが使っている紙の量も材料も多いうえ、紙も長く巻くので機械での作業時間も多くかかり製造コストはダブルよりもかかるんだそうです。
…私は逆にダブルのほうが手間やコストがかかると思っていたのでこれはビックリです(;’∀’)
シングルに根強いファンがいる理由は?
ある調査では、トイレ1回の平均使用量※大の場合、
1ロール当たり
・シングル(60m)1.77m 約33回分
・ダブル (30m)1.46m 約21回分
つまり、シングルのほうが12回分、約1.6倍多く使えるのでお得感があるので、
特に関西地方では50%以上がシングル派と根強い人気があるんだそうです。
さらに、デパートなどの商業施設や学校ではどんな人がどのくらいトイレットペーパーを使うかは不明の為、長持ちしやすく交換回数が少ないシングルが多く使われているのだそうです。
…う~ん、なるほどですね~(;’∀’)
※ちなみにダブルはシングルの半分の量で充分に拭き取れるので短めで大丈夫ですよとのことです^^
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なんで「ふー」と「はー」で温度差があるの?
答えは「ふー」は「はー」より空気を巻き込んでいるから?
なぜ「ふー」と「はー」で温度差があるのか、詳しく教えてくれたのは、東京理科大学工学部教授の倉渕隆先生です。
「ふー」と「はー」では実際にどの程度温度差があるのでしょうか?
・温めるときの「はー」→32~33℃
・冷ますときの「ふー」→約27℃
約5、6℃の差があることがわかりますね。
しかし、実は口元では「ふー」も「はー」も同じ温度なんです。
なぜ口元では同じ温度なのに、手元では温度差が生じるのか?
倉渕隆先生によると、
「ふー」と「はー」で温度が違うのは「ポテンシャルコア」のまま届いているかが違うから・・・との事。
ポテンシャルコアとは?
自分の吐き出した息が周りの空気と混じり合わず、そのまま届く領域の事。
「はー」だと、このポテンシャルコアが周りの空気と混じり合わず温かいまま届き、「ふー」だと周りの空気をたくさん巻き込むのでポテンシャルコアが届かず温度が下がってしまうんだそうです。
「ふー」は息が強いので、空気の流れが早いことにより周りの空気をどんどん巻き込んで温度の下がりが早くなるという事なんですね。
まとめ
なんでトイレットペーパーにシングルとダブルがあるのか?は、業者さんは本当はダブルにしたいけど根強いシングルファンがいるから、なんで「ふー」と「はー」で温度差があるのか?は、「ふー」は「はー」より空気を巻き込んでいるからだという事がわかりました。
後半はちょっと専門用語が出てきて難しい部分もありましたが、個人的にはトイレットペーパーはシングルのほうが実はお得という事が意外でした(;’∀’)
…う~ん、でもやっぱり我が家は今まで通りダブルを使うことにします。
あ、「短めでも十分拭き取れるらしいよ~」って事はちゃんと家族にも伝えますけどね^^
※由来に関しては諸説あるそうですのであしからず…( ´艸`)
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