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2018年12月22日放送のチコちゃんに叱られるでは「お餅とおだんごはどう違う?」、「アイドルって何?」という疑問について扱われました。
お餅とおだんごはどう違うの?
答えは粒か粉か?
お餅とおだんごはどう違うのか、詳しく教えてくれたのは、日本和食卓文化協会代表理事の槻谷順子さん。
槻谷順子さんによると、本来お餅とおだんごは作るときの材料の形状が違うとの事。
餅…蒸したもち米を米粒のまま臼と杵でついたもの。
おだんご…米を粉状にしたものに水分を加え、こねたり蒸したりしたもの。
他に見分け方はあるの?
槻谷順子さんによると、
現在では
丸いもの=おだんご
平たいもの=お餅
と、形状で呼び分ける場合も多いとの事です。
確かに丸いものは「おだんご」とイメージしますよね☆
※ちなみに、餅は祝い事でだんごは法事やお供え物に使うという見分け方もあるそうです^^
アイドルって何?
答えは形を与えられた神様?
アイドルって何なのか、詳しく教えてくれたのは、成蹊大学文学部教授の西兼志先生。
西兼志先生によると、
アイドルという言葉の歴史をさかのぼると、キリスト教の聖書にたどり着くそうです。
聖書ではアイドルの事を「偶像」と呼んでおり、
偶像=本来形のない神に絵や像で形を与えたもののことを指すそうです。
しかし、キリスト教では「偶像」は「神様のまがいもの」として作成を禁じられていたとの事。
つまり、聖書における「アイドル」は「まがいもの」として批判を受ける対象という意味があるそうです。
なぜ「まがいもの」を日本では「アイドル」と呼ぶようになったの?
西兼志先生によると、
過去のアメリカでジャズやロックなどの新しい音楽が流行し、熱狂する若者を見て大人たちはそれらの「新しいミュージシャン」=一時的に活躍するだけのまがいものという皮肉を込めて「アイドル」と呼びました。
なので、もともとはあまりいい意味で使われる言葉ではなかったのですね(;’∀’)
しかし、「アイドル」という言葉が日本に伝わってくると、独特の進化を遂げることになりました。
西兼志先生によると、それは日本では偶像崇拝=悪ではないととらえる日本とアメリカの宗教観の違いによるものだそうです。
そこで、日本ではまがいもの(悪)という概念だけが取り払われ、
単に「アイドル=若者が熱狂する対象」という意味になったとの事です。
※ちなみに、「アイドル」という言葉を定着させたのが「スター誕生」という番組だそうですよ^^
まとめ
お餅とおだんごはどう違う?は、粒か粉か、アイドルって何?は、形を与えられた神様だという事がわかりました。
「アイドル」って本当はあまりいい意味の言葉ではなかったんですね~。
でも「神様」という意味では、アイドルに熱狂する若者からしたらまさに「神」のような存在と言えるかもしれませんよね^^
※由来に関しては諸説あるそうですのであしからず…( ´艸`)
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