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2018年12月30日放送の林修の今でしょ!講座では、血管に良い玉ねぎの栄養を無駄にしない正しい食べ方について紹介されました。
詳しく教えてくれたのは、北翔大学・東海大学名誉教授の西村弘行先生です。
血液をサラサラにしてくれるなど健康食材としても知られている玉ねぎ。
でも、食べ方を間違えるとなんと「食べてないのと同じことになってしまう」のだそうです(;’∀’)
せっかく食べるなら、良い成分を逃すことなく摂取したいですよね!
そこで、今日は玉ねぎの正しい食べ方についてご紹介します☆
Contents
血管に良い栄養成分がより含まれている玉ねぎは?
A. 皮が褐色の玉ねぎ
西村弘行先生によると、
玉ねぎには血管に良い「ケルセチン」と「アリシン様物質」という2つの成分が含まれているのですが、
玉ねぎの褐色色の皮=ケルセチンなんだそうです。
ケルセチンはどんな働きをしてくれるの?
私たちの血液の中の悪玉コレステロールは活性酸素と結びつくことで「有害物質」を生み出します。
それを退治してくれるのが、「マクロファージ」というものなのですが、マクロファージは有害物質を退治した後、血管壁にへばりついてたまっていってしまいます。
これが最終的に「動脈硬化」の原因となってしまうのですが、
「ケルセチン」は活性酸素自体を退治してくれるので、有害物質を作り出すことなく血液を守ってくれるのだそうです。
また、最近の研究によると玉ねぎのケルセチンは大腸がんの細胞を減少させることなどもわかってきているんだそうです。
なので、将来的には他のがんにも効果が発見されることが期待されているそうです。
…すごい、玉ねぎって万病から守ってくれる体の味方なんですね!!
ちなみに、玉ねぎは褐色になった一番外側の皮をむくだけであとは全部食べてよいそうですよ(*´艸`*)
玉ねぎにかけることでケルセチンを効率よくとることができる調味料とは?
A. ごま油
西村弘行先生によると、
玉ねぎのケルセチンは油と一緒に摂ることによって吸収率がUPするそうです。
なので、必ずしもごま油ではなくても油が含まれているごま油であればよいとの事。
また、ケルセチンは熱に強いので、油を使った炒め物などにしてもOKだそうです^^
アリシン様物質を増やす玉ねぎの切り方とは?
西村弘行先生によると、
玉ねぎの辛み成分=アリシン様物質なのだそうですが、それが「硫化プロぺニル」という成分に変化することにより血流改善効果が期待できるんだそう。
A. 繊維に対して垂直に切る
玉ねぎを繊維に対して垂直に切ることによって、アミノ酸と酵素が合体して「アリシン様物質」を生み出してくれるのだそうです。
なので、みじん切りは最高の切り方なんだそうですよ(*´艸`*)
切り方で栄養素が変わるなんて、全然知りませんでした(;’∀’)
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血流改善に良い「酢玉ねぎ」の作り方
1、みじん切りにした玉ねぎを30分間置きます。
2、その間に深鍋に、酢・はちみつを入れて甘酢を作り、その中に先ほどの玉ねぎを加えます。
3、かき混ぜながら約2分間程強火で加熱すればできあがり☆
それをガラスの瓶に保存して、食事時にスプーン3~5杯程食べるのがおススメだそうです^^
とっても簡単だし、甘酢なので料理に加えても味のポイントになってくれそうですね。
ハンバーグを作るときに玉ねぎをどのタイミングで混ぜる?
A. 先に炒めて肉に混ぜる
アリシン様物質はしっかり熱を加えることにより、血流改善効果のある「硫化プロぺニル」に素早く・多く変化してくれるので先に玉ねぎを炒めてから肉に混ぜると効果的なんだそうです。
これは、私もやっていました!…血流改善効果があるとは知りませんでしたが…(;’∀’)
玉ねぎを炒めると甘みが増すというだけではなく体にもうれしい効果ありだったのですね(*´艸`*)
まとめ
今日は玉ねぎの健康パワーをより効果的に摂る方法についてご紹介しました。
切り方や、調理法、一緒に混ぜる調味料などによっても変わるものなんですね~。
玉ねぎは血液をサラサラにする効果があるという事は何となく聞いて知っていましたが、
ここまでいろいろな効果がある食材だとは知りませんでした。。
体の為にはぜひ積極的に摂りたい食材ですね♪
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